2012年10月13日土曜日

大阪散歩 中之島公園


暑い日が続いたり、台風が来たりで、夏も長いなあーと思っていたけれど、
気づいてみたら、秋の空色になっていた。


先日、数年ぶりに 昼の中之島エリアを歩いてみた。


淀屋橋〜天満橋の大川の中洲の中之島は、市役所や中央公会堂など、明治の昔から整備されていて、
ここに何本もかかる橋の近代建築の意匠も相まって、
さながらヨーロッパの市街地のよう…にも見えなくもない。目を細めれば、そう見えるかも。


谷町に住んでいた頃は、アクセスも容易だったこともあって、よく自転車で通っていた。
中之島から天満橋、谷町から天王寺へと伸びる上町台地一帯は、
ミナミ〜キタのような繁華街的な騒々しさからは少し離れた、
上品な上方モダニズムを感じるこの一帯が、昔から気に入っている。
近代建築が残るモダンなエリアといっても、大阪市内中心部は、大阪大空襲でほとんど焼け崩れたし、
高度経済成長期の開発で、どの都市部でも見られる鉄筋コンクリートのビルが連なる既視感たっぷりの街になっているので、現代的な都市の中に点のように散らばっている遺産を巡ることで、かろうじて楽しむ事ができる。

建築散歩はまた別の機会に、今日は中之島の大半を占める公園地区を歩いた。

中之島は川沿いに遊歩道が整備されていて、緑化されているので涼しい風と緑で満たされていて、
都会の中の休憩地としては最高のロケーションだと思う。
以前はアウトローなオッチャンが縦横無尽に生活していた記憶があったけど、
公園整備に伴って彼らの存在も無かった事になっている。
今では家族で訪ねても安心して楽しめる市民憩いの場になっている。

この遊歩道からは運河を往来する船を間近で見ることができるし、

道頓堀などと比べれば、ずっと水都大阪の名残を感じられると思う。
ここに架かる橋も、ひとつひとつの意匠が大変に凝っていて、
それを見て回るだけでも面白いかもしれない。


遊歩道は中之島中央公会堂で広場になって、さらに先にあるバラ園に続いている。

ちょうど見頃 満開のバラを楽しむ事ができた。
芝生で寝転んでる人、スケッチする人、写真撮る人、
休憩してる人。ここではゆっくり時間を楽しめる。
バラが品種改良された年代別で植えられている。誕生年のレリーフが可愛らしい。


バラ園を抜けると、北浜〜天満橋エリア。
一面天然芝の広場になっていて、とても開放的な場所になっていた。
大阪の都心部にいることすら忘れてしまうほどの静かさ。


今日はここまでで休憩。




[今日の渾身の1枚] バラをこうやるとは・・・病んでるね。





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