2012年10月31日水曜日

BIG BELLY MAN〜アメリカン ハンバーガー 堺 深井

結婚式でハワイへ行った時、本場アメリカの調理スタンスのハンバーガーにハマって、
毎昼飽きずに食べていた。スーパーサイズ ミー。

アメリカンなハンバーガーって何?という話になるけど、
そもそも某M社や某バーガー王様社など、元々アメリカからやってきたものなので、ハンバーガー=アメリカン であって、アメリカンハンバーガーなんて括りには疑問がある。

大手さんとの違いは「パティがジューシー!肉を食ってるぞ!感が大きい」とか、
「パンにそれぞれ特徴があって、パンやトッピングもオイシイ!」などの声を聞く。
お店側としても「オーダーを受けてから焼きます」を徹底されており、
焼きたてのハンバーガーを想像しながら待つことになる。
これはもうファーストフードではない。立派なアメリカ料理かもしれない。

地元でそういう本格的なお店があったらいいのにな、と思いながら
日々走ってる道沿いに星条旗とハンバーガーの看板が立っている事に在る時、気づいた。何回も走ってるのに注意深く見ておくもんだ。
先日ようやく念願のイートイン。
お店の名前は『BIG BELLY MAN』 …太っ腹兄さん?違うか、満腹野郎って事?

府道36号線(狭い方)沿い、泉北一号線を潜った所の角にあるお店。
ちなみに、もっと大きい道があるだろうに、僕はこの狭い方の府道36号がなぜかとても大好きで、かなりの頻度で通る道だ。
ちなみに我がお店がある国道310号線はあまり好きくない。

このお店の一点だけUSA!USA!USA!な雰囲気になっているので、
見回してたらすぐに見つかるはず。
基本的に一帯は・・・・なんというか、とてもファジーな地方の景色だ。

店内も、とてもアメリカン。この色彩感覚が最高に好きだ。
「二階が広いっす!」 とのことで二階に案内していただいた。
前述の外の景色も相まって、ここはアメリカのフリーウェイ脇のダイナー!?
を思わせる景色。


メニューと睨めっこ
初めてのお店ではそのお店の一番ベーシックなものをオーダーする
がポリシーなので、迷わずにメニューの最初にあったBBQバーガーをお願いした。

待つ事しばらく。
オニオンフライは大好きなので追加で頼んだサイドメニュー。
おお!ちょうど良い大きさ!
直径12センチくらいのパンに肉がハミ出す大ボリューム
パンもグリルの跡が頭に付いていて、サックサク フワッフワでとても好い食感。

チーズの色がまた、食欲をそそる。
ソースはBBQソース。甘みと辛みが丁度良い、味付けも控えめ。
「ソースは飾りだ!肉を食え!」というハンバーガーの声が聞こえてきそう。
肉質は柔らかめウェルダン。固めも柔らかめも、どちらも好きだ。
オアフでひき肉料理を頼んだ時に、ミディアムレアで出されてびっくりしたのだけど、
慣れたらハマってしまって、全く抵抗が無くなってしまっていた。

流石に日本の衛生管理では、ミディアムレアで出すわけには行かない。
柔らかい中でも、しっかりと肉の味が染み出る焼き。

一度かぶりついたら会話も忘れて食い続けてしまう魅力があるこのハンバーガー。

実は、ほぼ同時期に、河内天美にもUSA!なハンバーガーのお店がある事に気づいたので、
また別の日に行ってみたいと思っている。
南大阪ご当地グルメがハンバーガーになったら面白いんだけどなあ
—とか思ってみたりする。

最近、ご近所で大好きだったお店が遠くへ移転されたり、惜しまれながら畳まれる事が多く、町が寂しくなっていく印象がある。
それを自然淘汰と言われてしまうのは、とても辛い。
大型店やチェーン店が近場にできてしまうと、それに対抗できるほどの体力は、僕たち個人でがんばっている店舗ではなかなか難しい。
同じように地元密着で戦っている僕自身にも、厳しい現実がある。

みなさんを応援するつもりで、
欲しいのは一過性の流行じゃなくて、これからもずっと食べ続けられる状態だから、
僕は常食にしたいくらいなので、愛を以て通い続けたいと思う。

旨い物で腹を満たす事に勝る幸福は無し。これがBIG BELLY MANの真髄かも。








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