2012年7月31日火曜日

お客様にはこの隠れ家で、心からリラックスして過ごしていただきたいので云々 【内心】(あの高山さんが、キター!!!!ワー!!スゲー!!!)

南大阪の片田舎に産声を上げて はや半世紀・・・・

ついにテレビで拝見するお客様がご来館。

高山トモヒロさん ご家族。
お嬢さんの光永(ひなた)さんの成人式の記念写真でご来館。

これは、当方 まさに歴史的な出来事。これは、もう伝説。

しかし、縁もゆかりもないところを、何故、ウチ?
ホームページを観て、問合せて―という、ごく自然な流れで決めていただけたという。

当館ホームページについては、目下奮闘中で、
競合他社が多すぎる 価格で負ける 知名度で負ける 都会と比べてアクセスの不便さで負ける、など多くの問題点を抱えている。
でも地元の方には愛されている! と思いたい。
インターネット社会になって、それこそ全国区からお客さんが探される事があり、そこで一歩先、よし、ここにお願いしよう!という結論に至っていただくような工夫を常々考えている。

個人で作っているホームページで、観辛い点なんかも多いところを、よくぞ発見していただけました。


スタッフ一同 もう当然の如く舞い上がったのだけど、
のんびりとゆっくりと時間を過ごしていただきたいというスタンスを徹底する。
日々テレビで活躍されておられても、今日はオフ。
都会の喧騒から離れて、遠路 南のこの地まで足を運んでいただいているのだから、
きっとワーキャー言わないで 自然に過ごしていただいた方がいいに違いない
そう思いつつ、心はすっかり舞い上がっているのだけれど。

さすがプロフェッショナルだけあって、立ち姿、目線、完璧すぎて撮影がスムーズに進行して、
あっちゅーまに終わってしまった感が・・・

ご家族写真もご希望いただけたので撮影した。
忙しくて、なかなか家族が集まらない。
ちょっとした何かのタイミングで、家族が集まるようだったら、その都度、写真は残していきたい。
iphoneでもいいし、ちょっと良いデジカメで撮ってもいい。
写真館でちゃんと写真を撮るのは尚の事いいけど、
撮影にはウチを使ってくれ~!!は置いておいて・・・
誰かと時間を共有できた事、それは小さくても『記念』なので、必ず撮って、
さらに写真に焼いて、形に残しておいたほうが幸せだと思う。

ポジティブな時に限らず、入院した、骨折した とかちょっとネガティブな時でも。
その写真を、少し時間が経ってから、ふらっと見たときに、
写真の中の誰かと今は疎通だったり、ケンカしていたりしていても、
根底でしっかり結ばれた繋がりを再確認できるはずなので。

たくさんのご家族、人と人のその瞬間に立ち会えている僕たち写真家は、
素晴らしい瞬間に立ち会うことができているのだ。


おこがましくも、「一緒に写真をー」をお願いして、1枚撮影していただいた。
やっべー俺一緒に入ってる!! 隣がテレビでしか見たことがない高山さんだし!!
前、新星の光永さんだし!!・・・・で、緊張のあまり足釣ってます。




今日の主役、光永(ひなた)さんのブログ。ウチのブログよりも大繁盛はあたりまえ。
レポートの写真までいっぱい載せていただいて(感涙



よしもと芸人 光永の「大学生になりましてん。」
http://hinata.laff.jp/blog/


トラちゃん写真館は、高山家みなさまを 全力で応援しております。



トラちゃん写真館 【写真で結婚式】、【成人式】、【七五三】、【お宮参り】、【証明写真】のプロフェッショナル
〒589-0005 大阪狭山市東茱萸木1-613-1
OPEN 10:00A.M.  CLOSE 6:00P.M.
TELL 072-367-4883 

2012年7月29日日曜日

贅沢な時間の使い方

僕達は、時々大きな消費の渦の中にいるような気がして眩暈することがある。
不景気で消費が落ち込んでいる―なので余計に力を入れて消費を喚起するのか。

テレビを見ていても、今夏オープンの都会のアトラクションの紹介や大型ショッピングモール、デパートのセールなど、貧乏人の財布を根こそぎ逝く勢いの広告で飽和しているし、雑誌は殆ど商品の広告みたいな内容ばかりだし、ネットで調べ物をしていると、ショッピングサイトの掲載が目に煩い。


僕自身も、商品をお客はんに提供し、納得して買っていただくことで明日のご飯を頂いている身分なので、それを根本から否定するわけではない。
でも、必要以上に物量を得ようとする社会と、少し距離を置いてもいいんじゃないかと思っている。
大消費の世界に身を投じるのもストレス発散になる方も多いだろうけど、希少な休日を、ネットも繋がっていないところに行って、一度深呼吸してバランスを整えるようなライフスタイルも乙だと思う。

先日の休みに、ご近所 滝畑ダム上流のキャンプ場に車を進めた。
滝畑ダムの上流は、オートキャンプで有名な光滝キャンプ場などがある。
僕もよく行くけど、実は夏の風物詩 心霊スポットでもあると最近知った。
どうりで帰宅すると右肩に違和感を感じてきたわけだ。
滝畑ダム近辺のキャンプ場の魅力は、なんといっても水辺が本当に近い河原で設営できる点。


僕は金剛・葛城山系の裾に広がる丘陵地帯に住んでいる。さらに奥には紀伊山地が横たわっている。このあたりは都市部と違って少し車で走れば風光明媚を独り占めできる。
北摂は神戸にも京都にもアクセスが容易な点が羨ましいけど、
こちらは吉野も高野山も想像以上に近い点が魅力。移住してから知った。

記録的猛暑日が続くこの季節、現地ははオンシーズンで、バーベキュー目的でやってくる人で賑わっていた。焼肉の匂いが山全体を燻しているようだった。
例え焼肉であっても、幸福を得るために、わざわざ生活が不便な地域に行って、暑い中、火を起こしてみんなで火を囲む 思い思いにのんびりする原始的なスタンスを選んでいることは、能動的生産活動ができていると思う。

僕達の持ち物は、折りたたみイス一脚に本が一冊。
ゴミを大量に出すバーべキューをしに来たわけではないけど、昼過ぎに来て、どうせ数時間で帰るけど、駐車場利用料と景観維持費で¥1,000 こういう平等なところに少し柔軟性を要求したいけど、この景色と時間を買っている と思えば と無理やり納得する。
ここは文句のひとつ言わないで清々しく利用するのが紳士かもしれない。

クーラーの効いた自宅でもできる事を、時間に追われる事も無く、
沢の浅いところにイスを置いて、足を水に浸して止め処なく流れる水の音、
カジカのさえずりをBGMにゆっくり時間を味わった。
夕方にはカジカからヒグラシにBGMが変わって、とても心地よかった。

持ってきたペットボトルのお茶は川の水で冷やしていただいた。
自然な冷感が体に丁度いい。

帰る時に、駐車場脇のゴミ捨て場にバーベキューのゴミが溢れていた。
自治体?運営サイドも、ゴミ捨て場を御丁寧に設置せず、各自持ち帰りにしたらいいのに。
そういえば、上流の光滝キャンプ場からか、カップ麺の容器が流れてきた。

能動的生産活動に感心はしたけど、最後に撤回。
のんびりスローに生きるために、自然を少しだけ間借りしている僕たちは、
自分達の当たり前を、押し付けてはいけないだろう。



トラちゃん写真館 【写真で結婚式】、【成人式】、【七五三】、【お宮参り】、【証明写真】のプロフェッショナル
〒589-0005 大阪狭山市東茱萸木1-613-1
OPEN 10:00A.M.  CLOSE 6:00P.M.
TELL 072-367-4883 

2012年4月14日土曜日

桜のシーズンも終わり

もう今週一杯で近郊の桜も旬を過ぎるような・・・
今年観に行った桜は以下の四ヶ所

【富田林市】 石川土手、滝谷不動

【堺市】 大泉緑地公園

【太子町】近つ飛鳥 風土記の丘

特にココ!!っていう名所ではなく、地元の方ぞよく知るローカルな愉しみスポットですね。

この時期、過ぎるのも早いから、桜舞い散る頃が一番切なくなりますね。
ああ、また来年か、来年はどこで花見しようかな、と花より団子な心です。













トラちゃん写真館 【写真で結婚式】、【成人式】、【七五三】、【お宮参り】、【証明写真】のプロフェッショナル
〒589-0005 大阪狭山市東茱萸木1-613-1
OPEN 10:00A.M.  CLOSE 6:00P.M.
TELL 072-367-4883 

2012年4月9日月曜日

一瞬の彩。墨絵のような淡さ、散る時も美しく。

僕は、青々と茂る桜の木が大変に嫌いです。
というのも、桜が葉を付けてからは、どれだけ秀でた自治体が頑張っていただいても、毛虫の発生は抑えられないし、体の1/100にも満たない動きも鈍い小さな虫1匹、僕にとっては大変な脅威であり、大きなトラウマ。
大量発生などの現場に居合わせでもしたら、過呼吸で斃れてしまえる自信があります。



しかし開花シーズンは、持ち前の乏しい感受でも感動と高揚を得られるし、感傷に浸れる点がとても好き。
勤勉さが売りの日本人では珍しく、桜をネタに昼間から酒を飲み、文字通り飲んだ暮れることができる希少な期間、精神的にもそういった安らぎがありますね。



自身、内心はせっかちな人間なので、3月も半ばを過ぎると桜の開花が待ち遠しくなって、
桜を注視しながら歩くようになっています
4月に入ると、次々と行事が重なっていきます入園、入学、入社、新体制、新年度―
新しく慌しい毎日と、満開の桜のビジュアルが並行してイメージされる年間でも稀に見る“ハレ”な時期。
仕事的にも、3月末からは入学や入園の記念写真を撮りに来ていただけるお客様で賑わうので、
おかげさまで忙々と働いていると、早よ咲けという願いなど知らぬ顔で開こうとしない蕾の事など忘れてしまって、いつもの帰宅道で、桜が満開になっていることに気付いて、多忙に時間を回転させていた足を、少し止めて見上げる。そういえばいつも咲く瞬間に居合わせたことがありません。






写真は、地元南河内は石川の土手沿い@富田林市内
桜の名所や見所をネットで検索するのも速くて便利だけど、歩いていける自分の生活圏に、
美しい景色がこの季節だけ出現します。一度歩き回って自分の目で探してみるのも一興です。






ちょうどこの時期に、お釈迦さんが生まれたといわれており、「潅仏会」という仏教行事が行われます。
仏教に詳しくなくても、浄土真宗系の幼稚園や保育園などで幼年時代を過ごされた方なら、「はなまつり」の方が馴染みがあるかもしれない。子供達も甘茶を飲んで、稚児行列など、とても趣き深く、お釈迦さんと、祝福された子供達にスポットライトが当たる可愛らしい和風なイベントです。




桜といえば、多く和歌に詠まれています。


ねかはくは 花のしたにて 春しなん そのきさらきの もちつきのころ
                                        ―西行
あ、結構ヘヴィな・・・。 桜の下で、春に「死なん」とは。死と対峙している晩年の歌です。
可憐で、美しくも、どこか浮世離れした風情があるのが桜の花ですね。






トラちゃん写真館 【写真で結婚式】、【成人式】、【七五三】、【お宮参り】、【証明写真】のプロフェッショナル

〒589-0005 大阪狭山市東茱萸木1-613-1
OPEN 10:00A.M.  CLOSE 6:00P.M.
TELL 072-367-4883 






2012年4月6日金曜日

人生は短し 芸術は長い

僕は、肖像写真家館で今日明日のご飯をいただいている写真家です。

この仕事は、人の人生を記録する「まなざし」だと思う。
偉そうに聞こえるけど、奢るつもりは毛頭無く、重大な仕事に責任持って臨んでいるのだ、
という意識付けを込めて、そう思うようにしている。

記念写真は、人が生まれてから、成長していく節目節目で、必ず撮られていくものだ。
最初は1枚からはじまって、人の歩みと同じ歩数で増えていく。
最初は本人に向けられた眼差しも、彼らが成長して、新しい家族を作って、
新しい命が産まれると、今度は新しい彼らを記録していく。
そして、最初に向けられた眼差しは、人生が円熟した時に、大団円を体現した彼らの肖像1枚によって総括される。その1枚は、彼らの血を分けた新しい人々によって継がれていく。

今やオンラインで一度に多数の人々と情報を共有できて、
物理的な質量すら必要としない「画像」ではあるけれど、
それでも、世界唯一の人を撮り、一枚の紙と、一握の金属銀によって焼き起される写真には、
美術館に収蔵されている絵画以上の価値がある。
掌サイズの液晶画面に画像を映して、それで満足って時代ではあるけれど、
この写真は、これからも在り続けるように願う。

その人の人生を超えて記録されるという素晴らしい技、
その技術に携わっているという責任を常に持って働いていきたい。

意識は高く、しかし現実は厳しい。
ひとつに、消費縮小の市況がある。
また一般的にデジカメ普及で個人で写真を撮るようになった。
さらに流通大手然とした写真店が増加し、彼らの体力依存の価格破壊によって、
昔ながらの写真館の価格設定での太刀打ちが効かなくなってきたことに起因する。
それでも、技巧の逸品を提供するは諦めずに、
個人の小さな店だからできるサービスを続けようと思っています。


ブログタイトルは、古代ギリシャの巨人、ヒポクラテスの言葉より拝借。
当人はお医者さんで、
"Ars longa, vita brevis, occasio praeceps, experimentum periculosum, judicium difficile."
    術は長し、生涯は短し、時機は速し、経験は危うし、判断は難し
が全文となる。
僕はラテン語は全く専門外だけど、
"Ars."は本来、「技術」を意味する言葉だったが、
英語"Art."に誤訳されてしまうケースが多いらしい。
日本ではアートというと、時には難解な造形物であったり、
権威付けされた絵画の事を呼ぶけれど、
本来は高い技術、素晴らしい技術を指す言葉というので、
意識付けにもこの誤訳?
の一文を看板にいただくことにした。